【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜

「あ、菜摘おはよ!」



先に登校していた鈴香が、笑顔で私に駆け寄ってくる。



「おはよ!」



「昨日はどうだった?」



昨日って………。



佳祐にされたことが、頭に鮮明に蘇ってくる。



なんで佳祐はあんなこと…。



「菜摘顔赤い!」



鈴香の何気ない指摘に、私の心臓は跳ね上がる。



今、私顔赤かった!?



なんで!?



「…さては先生と何かあったんでしょ?」



「…へ?先生?」



「達川先生のことよ!」



あぁ…すっかり忘れてたわ。