【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜

「あーわかった。佳祐、達川先生にヤキモチ妬いてんでしょ?」



「…は!?」



佳祐はすっとんきょうな声を出した。



「江川!お前、代わりに授業するか?」



達川先生に怒鳴られた佳祐は、肩をすくませた。



「いえ、すみません…」




ふ、ざまーみろ!




いつも私を馬鹿にしてる罰よ!




ていうか…怒ってる達川先生もかっこいい…。




怒ると少し目を大きくするんだ。




その目も、好き…。