【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜

「じゃあちょっと近くの店で食事しない?」



「あっ、それいいね!」



私たちをよそに、勝手に話を進めていく二人。



ま、ラブラブだから間に入れないってのもあるけど…。



そこで…



「ねえねえ!!

ちょっとこっから別行動しない?」



鈴香が私たちに話を振ってきた。



はいはい…



きたよ…………



でもなぜかドキドキしていた。



すると鈴香は私の耳元で、こう囁いた。



「菜摘、絶対に佳祐くんゲットしなよ。がんばれ」