【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜

佳祐のことを考えてると、すぐに終点所に着いた。



キキーッ!!



ゴテッ



いっ…



いったああーーっ!!



止まるとき、横の安全バーに頭をぶつけてしまった。


佳祐はそれに気づいたようで、降りる間もずっと笑っていた。



「爆笑しすぎだっつの…」


マジ有り得ないから。



「次は何乗る?」



鈴香がパンフレットを見せながらそう言った。



「待ち時間短かったらなんでもいいよ」



一輝くんがそう答える。