【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜

佳祐は目を伏せながらそうきっぱりと言い返してきた。



「あらあら?やっぱりあなたたちお似合いなんじゃない??」



また鈴香がからかってくる。



一輝くんも一緒になって。


「だーかーらーッ、

いとこなんだって!」



「いいじゃん。いとこ同士の恋♪」



かぁッ……////


「ふっ…ふざけたこと言わないで!!」



声を荒げると、佳祐は私の腕を掴んだ。



「…いいじゃん。恋、しない?」



だれがするか!



佳祐ったらまた私のことからかって……ッ!!