千春は、部屋に戻りベットに横たわり考えごとをする。今の学力なら普通の高校なら行けなくもないし、野球での推薦も2、3校来ている。わざわざ女子校に行かなくても普通の生活が出来ること。ただ彼は女子校に入らなければいけない理由がある。ソフトボールでないといけない理由があった。

そんなことを考えてるとドアが開き長女の優香と四女の美香が入ってきた。

「ハル、女の子になるんだよね?」

優香に続き美香も喋る。

「女子校に行くってことは女装するんでしょ?」

この時千春は気づいていなかったが女子校に行くにはちゃんと女装しそして男と言う事実を隠しきらないといけない。そのことを妹である美香の一言で気づかされた。

「でもハルは、かわいい顔してるから大丈夫だよね~」

千春は鏡の前に移動し鏡をのぞくとそこにはかわいらしい自分が写ってる。

「優姉。顔は確かにかわいいけど、俺はこの女みたいな自分が嫌いなの」

「俺とかいっちゃだめだよ女の子なんだから!あっそうだメイクしてあげるね」

「じゃあ部屋に道具取りに行こうよ」

美香はそういうと優香と一緒に部屋に戻って行った。

「これは遊ばれるな」

千春は心のなかで思った。

しばらくすると二人が戻ってきた。手には女物の服をどっさりと抱えてる

「じゃあ動かないでね」

そこから千春はメイクされ着せかえさせられて遊ばれた。女子校に入るため、しかたないとは言え軽く屈辱的だった。どんどんエスカレートしていき最終的に母まで来て3人に遊ばれ尽くした時玄関のドアが開いた。