階段を下りきるとすぐに昇降口に出て、その片隅には八束先輩の物らしき大荷物が それを見て胸がズキッとする私 「で、授業をサボってまでの用事って何? 何かあった?」 さっきまでの低い声とは打って変わっていつもの飄々とした声で笑いかける先輩 それにも思わずチクリとしますが我慢をしながら 「先輩が茶道の勉強で遠くに行くと聞いたので、これを渡そうと思って…」 と昼休みの間ずっと手に持っていた小さな薄茶の紙で作られた袋を手渡しました 渡された先輩は「何だろう」と?マークを浮かべています