「ゴメンね、うるさくて。あの二人はいつもあんな感じなんだ。甘いもの絡みになるとすぐに親子喧嘩だよ。
いい年して何やってるんだか…。」
やれやれといった様子で溜息をつく先輩。苦労が絶えないといわんばかりのその表情…ご愁傷様です。
「無事うるさい二人も消えたことだし続きをやったら少し休憩にしよう。
適度に休憩入れないと足が痺れたあさかちゃんにいつぞやの様にまた襲われそうだからね~。さすがにそれを伊月さんに見られると厄介だしね。」
最後の一口になったお菓子を飲み込みながら、口を孤の形にして可笑しそうにしておられます。
夏休みが終わって大分経ちますし、私自身忘れかけていたというのに…。思い出すだけでもかなり恥ずかしいのですが、多分この反応も含めて私はからかわれているんでしょうね…。



