「ガス止められたのか?」 「…ううん」 青ざめた顔のままで首を左右に振って否定する紗耶。 なら…虫か? お前は昔から虫が苦手で虫が出た日には寝れないって俺の部屋まで来てたからな。 「虫が出たのか?」 「う、うん。窓を開けてすぐ外からおっきなゴキブリが飛んで来て」 「…はぁ。相変わらずだな。風呂、見せて貰うぞ」 紗耶の部屋へ入ると、真っ先に風呂場へと向かった。