濡れた体温ごと奪って



俺ん家なのに何故、遠慮してんだ俺は。


自分で自分に笑えるな。




「ごめんな。また連絡するな」


「もうーわかったわよー」




女より先に車に乗り込み家へと向かった。




マンションへ着き部屋へ向かう途中…誰かが部屋ん前で立ってる?


紗耶か?




「翔ちゃん。お風呂貸して」


「は?!」




よく見りゃぁ、バスタオルと着替えを両腕で抱きしめてんじゃねぇか。