正直俺は今の仕事は好きだが、親父みたいに誇りとまでは思ってねぇ。 だからか…仕事の話しをされると正直疲れるし気持ちが萎える。 「次会える時、必ず連絡してね。今度は食事でもしたいわ。じゃあまたね」 迎えのメールが届くと明菜は鞄を手に取り、くわえ煙草をしてる俺の頬へ触れるだけのキスをし部屋を出てった。 よくもまあ、執事かなんか知らねぇが男の家まで迎えによこせるな。 いかにも男とやってましたってバレバレじゃねぇか。 煙草を灰皿へ押し付け火を消してシャワーを浴びる事にした。