……… 一斉に静まり返るテントの中。 何処の世界に「優勝しなければ死ね」などと理不尽この上ない言葉を吐く団長が居るだろうか。 この空気を作り出した本人は、普段と変わらずへらへらと微笑んでいる。 「ちょっと、先輩。大丈夫なんですか団長。あんな事言って……」 私は不安になり、団長の隣にいる榎木先輩に声を掛けた。 すると、先輩は笑顔で私に答えてくれる。