「えーっと、はい。やってきました体育祭ってね」
団長は、いつも通りのマイペースな挨拶を述べる。
「各々がベストを尽くして楽しい体育祭にしましょう」
ありきたりな挨拶を並べる団長に少し疑問を持ったが、ほかの生徒は声を揃えて「オー!!」と叫んだ。
まあ、やっぱりこれで終わるわけもなく。
「おうおう元気が良いことで。じゃあ最低条件として、各学年とも学年優勝をする事。やっぱりやるからには、他の団を完膚無きまでに打ちのめしたいしね。あ、因みにこれ守れなかったら夏休み毎日学校に来て一日中草取り。もしくはプール掃除でもいいよ。プールってだけで何らかの恋愛イベントが発生するかもしれないからね。但し、制服に水がかかってブラジャーが透けるとかそんなありきたりなのじゃ萌えないから却下。ということでプール掃除は却下。流れで草取りもやっぱり却下。となれば………」
一気にまくし立てた団長だが、ここで一度息を吐いた。
団員はこの時点で既に置いてけぼりなんだが。
「となれば、優勝しなければ死刑で」


