想い、果てるまで






体育祭当日、神様に私たちの思いが伝わったのか、いかにも『体育祭日和』な天候になった。


澄んだ青空に点々と浮かんでいる真っ白な雲が、いい具合に私たちを日光から守ってくれている。





「……---い。それでは、健闘を祈ります!!」


校長先生が開式の挨拶を終えるのと同時に、開催を示す花火が空高く打ち上げられた。



アナウンサーから選手退場の号令がかかり、生徒は全員各々の団のテントへと戻っていく。



それから各団で団長の挨拶があり、私の団、白団の団長も他に後れをとっての挨拶を開始した。