「こら、君たち。もう遅いから帰りなさい」
それからお喋りを続けていると、入り口から現れた警備員さんに注意を受けた。
時計を見てみると、とっくに8時を過ぎている。
熱中するあまり、時間の経過に気がつかなかった。
「すみません!もう帰りまーす!」
私たちは適当に片付け、荷物をまとめてから教室を出た。
……--------
「じゃあ壽吏、ばいばい」
「じゃあね~」
私たちは途中で別れ、それぞれの家へと向かった。
家に着く間、いろんな事が頭をよぎる。
………考えるのは体育祭が終わってからにしよ。
今は、余計なことを考えず、ただ、夜空に散らばる無数の星星を眺めていたかった。


