想い、果てるまで




「それから、先輩の事が気になって、すれ違う度に目で追ってしまって、そしたらもう我慢できなくて……」



「真那加から告白したの!?」



「うん。先輩の教室に言って、思わず叫んじゃった。堀内先輩好きですって……」





………恐るべし行動力。



いや、真那加ならやりかねない。





「そしたら、堀内先輩が出て来てくれて、………俺も、付き合って下さいって……」



「………す、凄い……少女漫画みたい……」



なんか、こっちまでドキドキしてしまう。



「でも、真那加が選んだんなら良い人でしょ?」



「うん。とても、優しい人」





なら私は安心だな。


真那加が取られちゃったみたいで、ちょっぴり寂しいけれど、



今度からは、先輩に任せるよ。








「ありがとね!教えてくれて」



「ううん。壽吏には伝えておきたかったから」



そう言うと、2人で笑い合った。