体育祭があって、私の気持ちは大きく変わったんだよ。
ううん、「変わった」じゃなくて「気付いた」だね。
きっともっと前から気持ちは一つだったんだよ。
覚えてる?
リレーメンバーで集まった後、教室に戻るまでの間に色々な話をしてくれたよね。
あれすっごく嬉しかった。
でも今思い返せば、あの時から何かと真那加のこと気にしてたよね。
もっと早く気付けばよかったよ。
本番では、ぶっ倒れた私を保健室まで運んでくれたっけ。
絶対重かったろうなぁ…私…。
でも、ちょっとの間だけでも側にいてくれて嬉しかった。
俺ぐらいには頼れって言われて嬉しかった。
騎馬戦は見てあげられなかったけど、リレーの時の君、すっごくカッコ良かった。
バトンを渡したときに、私は自分の気持ちに気付いたんだよ。
あぁ、『好き』だって。
そっからかな?
君のことをそういう風に意識しだしたのは。


