「嫌だ!絶対やだ!絶対ここを動かない!」
なっ!
何駄々こねてんの!?
「だから駄目なもんは……」
うっ!!
周りからの視線が……。
「ねぇ…あの子可哀想じゃない?」
「一回ぐらい撮ってやればいいのに」
「性格悪ー…」
ちょ、あんたら聞こえてるわよ!
あ゛ーもう!
「じゃあ一回だけね!!」
「マジで!?……ぃよっしゃあ!!」
何で私が……。
でもまあ、こんなに喜んでくれるならいっか。
私達は早速適当に機体に入った。
そしてお金を入れる。
勿論割り勘だ。
「最初は何するの?!」
あぁ…どんだけ楽しいんだこいつ。
顔がにやけてるぞ。
何だかこいつを見てると、こっちまで楽しくなってきた。
「そう焦るなって。まず最初はライトの明るさと背景を選ぶんだけど……」
えーと………
「……………土台、持ってこよっか?」
「なめるなっ!!」


