私の視界に飛び込んできたのは、真那加と先輩のキスシーン。 私は咄嗟に隠れてしまった。 ……紫波も、これを… もし好きな人が他の人とキスしているところを目撃してしまったら、一体どんな気持ちなんだろう。 私は紫波の方を振り向く。 こちらの視線に気づいた紫波は、踵を返して足早に立ち去ろうとする。 「--待って!!」