「……で、考えた末がゲーセンと」
あれから最後まで名案が思い浮かばず、最終的には私に少し付き合ってもらうというという形で纏まった。
今は、学校から少し離れたところにあるゲームセンターに来ている。
「う、だって何も思いつかなかったし、久し振りに発散したいっていうか…」
「お前相当ストレス溜まってんのな!はは!」
「ははは!」
あんたのせいでね!
まぁ他にも目的は有るんだけどね…。
それは、紫波をあらゆるゲームでこてんぱんにすること!
くふふ…。あたしは頭だけじゃないってことを思い知らせてやるわ…。
「さぁ!何からする!?」
「なんでそんなにテンション高いんだ?」
そこで最初に私の目に飛び込んできたのは、ホラーガンアクションのゲームだった。
「これは?」
「おお!久し振りだな!」
…よしよし…いい反応だ。
これは画面に現れてくるゾンビを鉄砲で打ち倒すという、いわずとしれた某有名ゲームだ。
因みに私はこれを余裕で全面ゴールできる。
ああああ、そんなにワクワクしちゃって……。
今からその笑顔をプライドと共に壊してあげるわ。
「じゃ、始めるわよ」
「ああ」
私がスタートボタンを押すと、画面上にカウントの文字が浮かび上がった。
3
2
1
Go!


