想い、果てるまで






誰もいない道路にポツンと佇む自分。


秋も深まり、次第に日が落ちるのも早くなった。


私は夕陽に照らされて足元に伸びる自分の陰を、自分の足で踏んでみる。


足を上げたら当然影も逃げて、私は自分の影すら捕らえることが出来ない。



そんな私に紫波を捕まえる事が出来るのか。



さっきは中条と笑い合いながら言ってたけど、私は本当に紫波を狂わしてしまうだろう。



そうしてまで紫波を手に入れて、自分は一体どうしたいのか。