「……---っあ゛ーー!!苛々する!!」 ……………あ、 思わず叫んじゃった。 クラスの皆がいかがわしい目でこちらを見ている。 「あ、ごめんごめん」 因みに今の時間は、来週行われる文化祭の準備の時間なので、先生も居ずにちょっとラッキーだった。 「どうした!壽吏!」 真那加が慌てて私に話し掛ける。 「いやー…。なんか、無性に腹が立ってきて……」 原因は分かってるんだけどね…。