君に恋した日

あたしはそのまま直人に引っ張られて屋上に来てしまった。



「直人!たくちゃんの何がダメなの!」



「お前は俺とあいつどっちが好きなんだよ。」



「え?」



直人の目は寂しそうで、どこか真剣だった。



「直人に決まってるでしょ!たくちゃんはただの幼なじみなんだから!」


「ホントに?じゃあさ。美加子からキスしてよ。」



キ・・・・・ス。キス!?