君に恋した日

「ヒトミー!聞いてください!」



誰もいない屋上で叫んだ。



君のヒトミには
あたしが映っていますか君のヒトミには
幸せが映っていますか
たとえあたしが
映っていなくても
あたしはあなたが
幸せならそれでいい!
逢いたくても
逢えない。
こんなに苦しくて
寂しいことはないけれどこれからの未来が
明るければ
楽しければ


こんな傷み
忘れられるよ。



「はぁ。あなたが大好きですーーーーーーー」



とにかくあたしは歌って叫んだ。
喉が枯れるまで。