私の気持ちを伝えると同時に

唇に聖君の唇が重なった


ほんの数秒のキスだったけど

嬉しくて、嬉しくて涙が止まらなかった


ギュッ・・・


「もう、絶対に傷つかせないから」


「うん・・・」






「聖君・・・」


「ん、なに?」



「だ、大好き」


「・・・っ」


そう言うと聖君は赤くなって


“俺は・・・愛してる”と小さい声だったけど


そう、呟いてくれた






*END*