「話それだけ?だったら俺帰ってもイイよね」


よいしょ、と言って立ち上げる太田君




「待ってくだサイ」


太田君を私は引きとめる


「・・・俺、委員会の仕事あんだけど」


「あのねぇ!!私達変な記事で出されたんだよ!?もっと、こう・・・なんか焦ったりしないの?」


「別に、いつか噂は消えるでしょ」


イラッ


どこまでも冷静な太田君に怒りを覚える