「今の・・・何?」


「聖・・・くん」


彼女はびくつきながら振り返る

俺の顔を見て少し俯き、

そして、


「な、何がってなんですか・・・。」


・・・・・・。

こいつは自覚ねぇのか



そういえば、靴は?

昨日まで履いていたはず、

・・・まさかイジメ?

そんなハズないよな、



最後に山内が何かを呟いて

聞いた瞬間、

“聖ぃぃ❤”と甘ったるい声が聞こえてきた