え・・・


ドンッ


「いっ・・・!」


声が異常に高い女性に押され、

尻もちをついてしまった。


「由香里かよ。」


由香里さんだった。


「もぉ~、毎朝一緒に登校しようねって約束したじゃぁん~」


・・・普通は彼女と登校するものではないのか。


「あらぁ?誰かと思えば山内さんじゃない。」


『・・・いましたけど?目、悪いんですかぁ?』