「俺等、そろそろ行く?」池田が言う。それに続いて片桐も言う。 「そやな、亮太納得したか?」 「おう、納得した」 「ほな行こか」 亮太は池田の自転車の後ろに乗った。 「ほな、市川バイバイ」 「ちょっと待てー夏には挨拶なしか?!」夏が亮太を睨む。 「当たり前や。市川限定ーじゃ」 亮太はクールに決め三人はどこかに行った。 夏を静めて、私の自転車の後ろに乗らせた。 「さあ、夏、愛海んち行こっか?」 「うん!!」 夏は一気にテンションが変わり二人でまた恋の話をしていた。