「うーわ亮太ひどい!いっつも相手してあげてんの俺やのに!俺より市 川とるんや!」拗ねた顔で聞く原田。

「そんなん当たり前やん!1000 倍市川の方が大事ですー」すごい嬉しいのだけど、さらっとそーゆうこと言うの辞めてください。

私だけが亮太の一言、一言にドキドキさせられてるみたい。

「なあ、亮太、愛海すっごい照れてるよ?」葵が私の顔が照れてることに気づいたのか代表して言ってくれる。

「え?なんで」

ウソ!自覚なしなのか。余計、余裕なくなるって。亮太のバカ。そんなやりとりをしていたらすぐに時間は過ぎていく。

「あいつは自覚なしで言っているんですかね?葵さん。」
「きっとそうでしょう。すごいね、亮太は」私と葵は苦笑いだったというのは言うまでもない。