ガバッ 目の前が真っ暗になった。 多分、今龍也さんに抱き締められてる。 あぁ、何か凄く安心する。 「そんな事言うな…。この世に死んでいい人間なんて誰一人いないんだ。別に弱くたっていいじゃねえか。別に泣いたっていいじゃねえか。完璧な人間なんて、いないんだぜ?でも、それが“人間らしさ”じゃないか?だから美羽は、美羽でいい。無理しなくていい。溜め込まなくていい。…それが本当の、美羽なんだから…」