髪の毛を乾かし終わってお風呂場を出ると、壁に寄り掛かってる龍也さんがいた。
視線だけ少し向けて歩き出した。
「あの、お風呂ありがとうございました。気持ち良かったです」
「そうか。良かった。
そういえばお前、昨日の夜から、何も食べてないだろ?飯もってこさせるから、少し俺の部屋で待ってろ」
確かに夜から何も食べてないや。
別に、こんなんよくある事だし。
「別に大丈夫ですよ!そんな迷惑かけられません…」
「腹減ってないのか?」
「はい。そこまで減ってません。よくある事なんで…」
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