「…美羽……」 「…ふぁい!?」 体勢を維持するのに集中していて、いきなり声を駆けられてビックリして、変な声を出してしまった。 「……今何時だ……」 「えっ!?…えーと……。今は多分…8時過ぎ?…だと思います…」 両手が使えないので、なんとなくで答えた。