あたしの名前は、横田結羽。極城学園。
今日から、高1!!
ルンルン気分で学校へ行こうと思ってた。
のに!?!?!
『ち~こ~く~!?!?!?!』
時計を見ると8:05。
『どーしよ!!汗』
焦りまくるあたし。
『着替えなくちゃ!!』
さぁってと!!
学校までダッシュ!!
『やっとついた・・・』
ギリセーフ。
『はいるか』
門くぐったら、見るからに悪そうな人が・・・
『す・・・すみません・・・そこどいてもらえますか??』
言わなかったら入れないもんね。
『あ??』
あ??だとぉ!?!?!
あたしの怒りは頂点に。
『そこ・・どけっつってんだろーが!!』
むかつく。
こんなやつがいるからこの世はダメなんだよ。笑
『は??お前誰にそんな口聞いてんの??』
相手もあたしに、つっかかってきた。
『見てわかんねーのか!お前に言ってんだよ。』
そんな相手にあたしもつっかかていく。
『放課後、体育館裏に来い』
・・・!?!?!?
まじーー!?!?
やらかしちゃったよー!!!!
まあ、いっか。
『わかった』
そこで、あいつとは別れた。

~放課後~
『で。何の用だよ』
なんで来いって言われたかわからないあたしは、とりあず聞く。
『お前さー俺の名前わかる?』
いきなり?
『知らない』
『俺さ、お前の名前、知ってんぜ?』
は??
なんであんたが・・・
『なんで知ってるの??』
『俺、早川流聖って言うんだ。』
はやかわりゅうせい??
どっかで聞いた事あるような・・・
『思い出したか?小学校のときの・・・』
あ!!!!!
『思い出した・・・』
小学校の時、一緒の小学校だったやつだ。
『お前、横田結羽ってんだろ??』
『うん・・・』
だから、名前知ってるんだ・・・。
『久しぶりに会ったな。俺ら』
『小学校いらいなんだから。』
『まあ、今日はここで終わろーぜ。また明日な。横田』
って、あたしの耳元で言った。
なによ。変にドキドキするじゃんか。
別に、あんたの事好きってわけじゃないし?
全然好きじゃないもん。
そう自分に言い聞かせた。


これが、2人の出会い。
偶然出会ったのは運命かもしれない。