「朱音。今日の放課後ちょっと良いか?」 “朱音”と蓮の口から直接聞くのは久しぶりだ。トクンっ!!と胸が高鳴ったが ・・・…いったい話って??別れ話だろうか。。。 そうじゃない事を願うが、それ以外、考えられない。。。 「朱音?教室で、待ってるからな。」 「うん。」 そんな真剣な顔されたら、頷くしかできないじゃない そう言って テニスコートに向かった