「いつ聞いても耳障りな曲だな」
あたしに爆弾を投下した犯人は、うんざりした様子で立ち上がる。
Kishのライヴ人気ナンバー1の『K』の演奏中だというのにもういい、とばかりにステージへ背を向けた。
「泣くな、泣くな。そんな羨ましそうな目で見るくらいなら、―-―-あーだるっ、」
なんで俺がこんな。
この熱狂のなか、どうしてまつやんの声がはっきりと聞こえたのかわからない。
けれどその一言が聞きたかったのかもしれない。
もう、ギターを弾くこともなくなった指がずきずきとうずく。
何度も何度も繰り返し弾いたコードをたどる、それは昔と一寸変わらず小刻みにかき鳴らす。
あたしもばかだなぁ、とその背を追うようにステージに背を向けた。
あたしに爆弾を投下した犯人は、うんざりした様子で立ち上がる。
Kishのライヴ人気ナンバー1の『K』の演奏中だというのにもういい、とばかりにステージへ背を向けた。
「泣くな、泣くな。そんな羨ましそうな目で見るくらいなら、―-―-あーだるっ、」
なんで俺がこんな。
この熱狂のなか、どうしてまつやんの声がはっきりと聞こえたのかわからない。
けれどその一言が聞きたかったのかもしれない。
もう、ギターを弾くこともなくなった指がずきずきとうずく。
何度も何度も繰り返し弾いたコードをたどる、それは昔と一寸変わらず小刻みにかき鳴らす。
あたしもばかだなぁ、とその背を追うようにステージに背を向けた。

