「…どうした?」 「ううん、なんでもない…」 優しい言葉をくれる直樹… 悲しかったものがスーッとなくなってゆく そのままクラス替えの張ってある 掲示板まで行きやっと降ろしてもらった あたしたちを待っていた2人が こっちを見てニヤニヤする 「な、なにっ?」 「べっつにー? ただ仲がよろしいですなぁーって 思ってただけですよー」 わざとらしく優花が茶化す。 あたしは赤面だが 直樹は気にする様子も無かった