「…理穂?」 「え?」 ぼやけたあたしの視界に 飛び込んできたのは 心配そうに あたしを見つめる修二くん 「どうした?屋上いったんじゃ…」 「ちょ、ちょっとね!…いろいろ、あって…」 「…そか、」 修二くんはそれ以上なにも言わず、 ただあたしの隣に座って 空を眺めていた