「お、郁弥!よくもおれの誘いを…」 「痛いっすよ!」 郁弥君がリビングに入るなり、唯斗先輩が殴りかかった。 じゃれあってるだけやけど。 郁弥に紅茶を持っていくついでに、 なにかお菓子をもっていこうと思ったけど、 お母さんがおらんからあんまり買い物に 行ってないから、お菓子はなかった。 「―………………。」 実はあたしもお菓子が食べたい。 ちょっと買ってこよかな? きーめた!! 近くにコンビニあるし! リビングに戻って、郁弥君に紅茶を出して コンビニに行くと声をかけて家を出た。