「美希ちゃん、突然で悪いんやけど…
つきあってもない男の子に突然キスされて、
でも、それはべつにイヤじゃないって思ってたら、それはスキってことになるんかな?」
「……………ホンマに突然やな。」
「うん…すいません。」
「なあ、絢音まさか…
あの、石川君とキスしたん!?」
「……………はあ…
まあ………………
……ええ………。」
「ななっ、どっ、なっ…い、
うぇー―――――っ!?」
美希ちゃんが今、何語をしゃべってるんかわかりません。
「あの、昨日な…」
―…
それから一通り、昨日の放課後からキスまでのことを美希ちゃんに話すと
美希ちゃんは、少しにやけてた。(汗)
なにを考えてるんですか?
「まあ、キスされたのは絢音が悪い。
石川君かって、男の子!
下着の上にバスタオルだけって
男の子には耐えるの地獄やで!」
「うん…」
「髪の毛はくくってた?」
「うん、おだんご。」
「アホか!!おだんごやったらうなじ
見えまくりやん!
しかも、濡れた髪の毛が余計にそそるやろうが!!」
「はい…すいませんでした。」
あれ?あたし、説教されてる?
