なに、この状況!!
気まずいし恥ずかしい…!!
と、思っていると
朝に着ていた上着がいすにかかっているのが
目に入った。
「郁弥君…っ
あの…ごめん、
そこにある…上着とってください…」
とにかく、恥ずかしいから肌を
見られたくなくて上着をきて、
バスタオルをこしでまこうと思った。
「あ…、はい…〃〃」
郁弥君は、上着をもってこっちにやってくる。
あ…、やっぱり
この場から逃げたら1番よかったかも…
だって、上着を渡されるまで近くで
この姿をみられるんやもん!
ドキドキドキドキドキドキドキ…
止まれ!心臓!!
「あ、ありがとう…」
郁弥君に上着を渡されてひとまず安心…
できなかった。
「えっ?」
タンッ…
ナニコレ!?
ナニコレ!?
ナニコレ〜〜〜〜〜っ!!
あたしは郁弥君に廊下の壁に押しつけられた。
