「さて、がんばってノート写そ。」
――――
「う、腕痛い…(汗)」
あれから約1時間、ずっと腕を動かしていた。
疲れるし、痛いし。
「ふあ…
眠たくなってきた。」
外からはサッカー部や野球部、
陸上部のクラブをしている声が聞こえた。
それが心地よくて、落ち着くようになった。
それは、ずっと放課後は
マネージャーの美希ちゃんについて行って、
グランドに出てるからで、
それが習慣になってるからで。
そう思うと、習慣ってすごいと思った。
あー、もう目が開きません。
限界やー
5分だけ、
5分だけ…
と、あたしは睡魔に負けて眠ってしまった。
