あたしは夏の匂いを運ぶ風を感じながら 恋 を知った 「美帆に報告して良かった♪ありがとッ!!」 『今度なんか奢りなさいよ~?』 美帆はニヤッと笑ってベットから腰を上げた 「え~?しょうがないなぁー…」 高くないとイイな… 『やたっ♪楽しみぃ★』 あたしは笑ってる美帆を見ながら心の中で “ありがとう” と感謝した 美帆に 伝わるとイイな そんなことを思いながらあたしは美帆と共に谷野の居る教室へと向かった