久し振りに葉月たちから電話がきたのは夏休みまでもう少しという平日だった。
もちろん私は、定時であがり、待ち合わせの場所まで走る。
いた、いた。
なんとか2人を見つけ、ゆっくり近付く。
2人は、私に気付かない。
「・・・結婚おめでとう!」
「ありがとう~。あっ、さーちゃんには・・・。」
「分かってる。言わない。」
「よかった・・・。私、さーちゃんのことは・・・。」
「嫌いじゃない・・・でしょ?」
「うん。さーちゃんの今を楽しく!!っていう生き方、否定するつもりはないの。ただ誰か幸せにしてくれるっていう考えについていけなくなってて・・・。」
「そうだね。さくらは美人でお金持ち。最初はよかったけど友達を続けてくのは難しいよな。プライドが高すぎてきつい。」
「そう、そう。それにいつも頑張るところがずれてるのよね。」
「たしかに。ははは。」
「・・・結婚することになって気付いたのよね。頑張るともっともっと幸せになれるって。」
「幸せにしてください!じゃなくて幸せになろう!・・・かな?」
「あっちゃん、その通りよ。」
私は、2人に会わず、そのまま帰った。
もちろん私は、定時であがり、待ち合わせの場所まで走る。
いた、いた。
なんとか2人を見つけ、ゆっくり近付く。
2人は、私に気付かない。
「・・・結婚おめでとう!」
「ありがとう~。あっ、さーちゃんには・・・。」
「分かってる。言わない。」
「よかった・・・。私、さーちゃんのことは・・・。」
「嫌いじゃない・・・でしょ?」
「うん。さーちゃんの今を楽しく!!っていう生き方、否定するつもりはないの。ただ誰か幸せにしてくれるっていう考えについていけなくなってて・・・。」
「そうだね。さくらは美人でお金持ち。最初はよかったけど友達を続けてくのは難しいよな。プライドが高すぎてきつい。」
「そう、そう。それにいつも頑張るところがずれてるのよね。」
「たしかに。ははは。」
「・・・結婚することになって気付いたのよね。頑張るともっともっと幸せになれるって。」
「幸せにしてください!じゃなくて幸せになろう!・・・かな?」
「あっちゃん、その通りよ。」
私は、2人に会わず、そのまま帰った。

