もう自分で
なんとかするしかない。

「別に間違ってないし。」

相手を睨みながら
言ってやった。

たぶんあたしの目から
ビームが出てたら
コイツは今頃
この世にはいなかった
はず。

でもあたしの目からは
ビームなんか
でるワケなくて。

「お前、もしかしてオンナ?」

もしかしなくても
生まれたときから
ずっと女だっつーの

「そーだけど!?」

なんか問題あんのか
コノヤロー!!

「おもしれーヤツ。」

「………(ドキッ)。」

なにいまの…。
いきなり笑うから
不覚にもときめいちゃったじゃん。

てかキレイに
笑うヤツだなぁ、
なんて思ってるうちに

ガラガラっ
「全員いるかぁ〜?」

なんか先生が入ってきた。
こうしてあたしと
ヤツは出逢った。