む、むかつく…大地のくせに… きっと電話しすぎて分かってくれないんだー…はぁ。 夏になってから大地に何度かけたか分からないあたしの“死の電話”。 だって大学までの坂が辛くて、辛くて…。 今ならあたし、道端で干からびるミミズ達の気持ちが分かる。彼ら一人一人の葬式だってひらいてあげたいよ… ミミズ達にお経をあげながら歩いているとやっとキャンパスにたどり着いた。 建物の中の冷房で私は生き返った。 さて、本日の授業の教室まで向かう。 教室のドアをあけると丁度授業が始まるところだった。