あの夏の日

彼女は言われるまま



ついて行った。



海からふく風が



彼女の長い髪をゆらした。



サーファーは黙って



彼女の少し先を歩いた。



「きれい。」



彼女が見たのは、



水平線から昇る



朝日だった。



彼女は死のうと思ったことを



後悔した。



そして、



太陽に



新たな命を育むことを



約束した。