あの夏の日

海を見ていると、



自然への怖さが出てくる




小さい頃、海で溺れかけた


記憶がよみがえる。




でも、かいとがいてくれたら…



きっと怖くない。



そう思えた。




『そろそろ学校に行かなくちゃ!』


そう 私たちは学生だった。




駅でかいとと別れ 学校へ向かった。


『また…ね』



かいとは寂しそうに



つぶやいた。



「じゃあね。」



私は明るく手を振った。