真の赤い糸


本人が帰ったのなら仕方がない。

そう諦めた私は帰る事にし、校舎をでる。


家に帰るつもりでいるのに、私は無意識に来てしまう場所がある。



(またきちゃった………)



そう、それは運動場。

運動場の半分はサッカー部が部活をしている


そしてもちろん私の視線の先にはサッカーをしている彼の姿。


かっこいいな……浜崎君…………


「きゃー浜崎せんぱーい!」

「素敵~!////」

「頑張って~」



(相変わらず毎日すごい人気だな……。)


その光景を見ていつも思ってしまう。


浜崎君は…私には遠すぎる人なんだ…………て



「ねー浜崎先輩って彼女とかいんのかな~?」

「あーそれ超気になるけどあんまり聞かないよねぇ」

「なんかこれ、噂なんだけど中原恵梨花先輩と付き合ってるらしいよ~」


え…………?


「うそっ、恵梨花先輩と!?ショックー」

「恵梨花先輩が彼女ならなにも文句言えないよねー。」

「恵梨花先輩って超美人だしね~。まさに浜崎先輩と美男美人カップルって感じね!」


(……………)


なに落ち込んでんの私…?
どうせ無理だってわかってた事じゃん…。

中原さんか…………

あんな人が浜崎君の彼女だったら私も納得するな…………


聞かなきゃ良かった………

………もう…帰ろうかな…


「あれ、瀬川、もう帰るのか?」


千尋「え!?」


その声の主は…………

浜崎君…………