真の赤い糸



校門を歩く私をおんぶする浜崎君。


誰もが私たちを見てる………

すごく恥ずかしい…………



そういえば浜崎君、体操服のまま…………!?


千尋「浜崎君…部活の途中だったんじゃないの?」

浜崎「いーよ、瀬川家まで送ったらまた戻るから。」

千尋「……………ごめん……迷惑かけて……」


浜崎「別に迷惑じゃねーよ。どっちかというと、少し嬉しいかな。」

「え?」


浜崎「いや、なんでもない。」


浜崎君…
今、少し…………





「彼女いるのに、こんな事してていいの…?」


「え?」


「中原さん……彼女なんでしょ…?」



浜崎「恵梨花?…ハハハハ!」


浜崎君……
どうしてそんなに笑ってるの?


浜崎「なんだ、瀬川も俺が恵梨花と付き合ってるなんて思ってたんだ!」


千尋「え…?だって…」


浜崎「よく間違われるんだよな。恵梨花は幼馴染みでただ仲がいいだけなんだけどさ。」


(付き合ってるんじゃなかったんだ……………)


何ホッとしてるのよ私…!
浜崎君が中原さんと付き合ってなくたって無理なのは変わらないじゃない!!


浜崎「だから別に瀬川をおぶったって関係ねーよ。」

千尋「それなら…いいけど…」



でも…
付き合ってないのなら…
仲良くなれるチャンスだってあるよね…?